記事紹介2022年07月08日

23区オフィス、空室率・募集面積率ともに上昇

(株)ザイマックス不動産総合研究所は5日、東京23区における2022年6月のオフィス空室マンスリーレポートを公表した。調査対象は延床面積300坪以内のオフィスビル。

同月の23区の平均空室率は3.91%(前月比0.16ポイント上昇)。募集面積率は6.31%(同0.14ポイント上昇)と、いずれも上昇した。

都心5区の空室率は3.70%(同0.08ポイント上昇)。区別に見ると、中央区4.06%(同0.20ポイント上昇)、千代田区2.89%(同0.17ポイント上昇)、港区4.65%(同0.01ポイント上昇)、新宿区2.94%(同0.05ポイント上昇)、渋谷区3.18%(同0.17ポイント低下)となった。周辺18区の空室率は4.60%(同0.41ポイント上昇)だった。

募集面積率は都心5区が6.11%(同0.02ポイント低下)、周辺18区は6.92%(同0.63ポイント上昇)。

空室面積は45万3,000坪(同2万坪増)。空室が5万5,000坪増加した一方、減少は3万5,000坪にとどまり、3ヵ月連続で増加が減少を上回った。

規模別の空室率は大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が4.04%(同0.25ポイント上昇)、中小規模ビル(延床面積5,000坪未満300坪以上)が3.77%(同0.05ポイント上昇)、募集面積率は大規模ビルが7.17%(同0.21ポイント上昇)、中小規模ビルが5.34%(同0.07ポイント上昇)となった。

(不動産流通研究所より引用)

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