記事紹介2023年04月11日
(株)ザイマックス不動産総合研究所が5日、東京23区における2023年3月のオフィス空室マンスリーレポートを発表した。
調査対象は延床面積300坪以上のオフィスビル。
東京23区のオフィス空室率は3.68%と、前月に比べて0.16ポイント改善したことが分かった。募集面積を賃貸面積で割った募集面積率は5.64%(同0.19ポイント下落)となった。区別に見ると、空室率が高い順に、中央区4.25%(同0.34ポイント下落)、港区4.25%(同0.03ポイント下落)、新宿区3.27%(同0.03ポイント下落)、渋谷区2.78%(同0.31ポイント上昇)、千代田区2.34%(同0.3ポイント下落)となった。
空室面積は41万坪(同1万8,000坪減少)。空室増減量は増加が3万9,000坪(同2,000坪増加)、減少が5万7,000坪(9,000坪上昇)と、減少が増加を上回った。
エリア別の空室率は、都心5区は3.46%(同0.14ポイント下落)。周辺18区は4.35%(同0.25ポイント下落)。募集面積率は、都心5区が5.43%(同0.19ポイント下落)、周辺18区が6.33%(同0.16ポイント下落)。
規模別の空室率は、大規模ビル(延床面積5,000坪以上)が3.79%(同0.16ポイント下落)、中小規模ビル(延床面積300坪以上5,000坪未満)が3.54%(同0.17ポイント下落)。募集面積率は大規模ビルが6.22%(同0.18ポイント下落)、中小規模ビルが4.98%(同0.19ポイント下落)となった。
(不動産流通研究所より引用)